各種とりくみ報告
原水爆禁止2026年世界大会のとりくみ(@広島)

国土交通労組では、毎年8月に原水爆禁止世界大会実行委員会が「核兵器のない平和で公正な世界を」をテーマに開催する「原水爆禁止2026年世界大会」に結集しました。
広島と長崎、交互にメイン会場を移し開催されているところ、今年は、8月4日~6日に広島のメイン会場で開催された大会に、全国の職場から多くのなかまが結集しました。大会をとおして、原水爆の悲惨さについて学習を深めるとともに、平和記念公園へのおりづる献納及び原爆死没者慰霊碑への献花を実施し、平和な社会と平和運動の発展を願いました。

原水爆禁止世界大会総会開会の様子

原爆死没者慰霊碑への献花の様子
○とりくみ内容
■8月4日(火)(1日目)
早朝に広島原爆ドーム前で国民平和大行進の集結式に結集しました。午後は、世界大会開会総会に出席しました。開会総会では、被爆者や市民、国会議員による核政策への問題提起、非核政策の必要性、核抑止の限界、市民運動の重要性について議論が行われました。また、開会総会のなかでは国際セッションも行われ、各国代表が軍事化の進行を批判し、核兵器禁止と市民連帯の必要性を訴え、軍事依存ではなく、草の根の連帯と市民の行動によって、日本が核兵器禁止条約に参加する未来をつくるべきだというメッセージが共有されました。

原爆ドーム前にて平和大行進に集結1

原爆ドーム前にて平和大行進に集結2

被爆者の方の発言の様子
■8月5日(水)(2日目)
早朝、平和記念公園でおりづる献納と献花を行い、その後、夕方にかけて、国土交通労組からは複数の分科会に参加しました。
夕方からは、国公労連主催の「平和のつどい」に参加し、広島の軍都としての歴史、公務員が戦争に加担した過去、憲法を守る責務について学習をしました。
夜は、相生橋にて「反核平和ペンライト行動」に参加しました。

多くの青年が参加する様子

講和者 清水 章宏さん(全法務)

反核ペンライト行動の様子
■8月6日(木)(3日目)
朝から世界大会閉会総会・ヒロシマデー集会に参加しました。集会では、国連や各国代表から核兵器廃絶へのメッセージが寄せられ、当時の被爆の実相や青年層のとりくみが報告されました。沖縄からは辺野古新基地建設や南西諸島の軍事化への批判と、戦争を前提とした政策ではなく外交による平和構築の必要性が訴えられました。全体をつうじて、核兵器の非人道性が共有されるとともに市民・若者の連帯による非核の未来をめざす意志を確認し、世界大会は閉会しました。

国連事務局次長・ 軍縮担当上級代表:中満 泉さん の連帯メッセージの様子

若者のとりくみを訴える高校生ゼミナールのみなさん

沖縄県知事選挙にむけ平和の必要性を訴える沖縄県団体のみなさん
○最後に
3日間をつうじて、被爆者や有識者から「まずできることからとりくむことが大事」「知ることが平和への希望」という言葉が伝えられ、身近な平和活動の積み重ねが重要であると学びを得ました。
私たち公務員は、憲法にもとづき行政を担う立場のため、戦争を支える仕組みに加担しないために社会の動きを注視し続けていく必要があります。未来の子どもたちが「武力による平和が正しい」と誤認しないよう、歴史を継承し、平和のとりくみを継続してとりんでいきましょう!
○用語紹介
・原水爆禁止世界大会…核兵器の使用や開発を禁止し、平和な世界を実現することを目的とした国際的な市民運動の集会です。毎年8月6日の広島、8月9日の長崎を中心に開催され、被爆者の証言や核廃絶を求める活動を共有する場となっています(日本原水協HPより)
・平和大行進…核兵器廃絶と平和の実現を訴える全国規模の市民行動で、広島・長崎へむけて毎年行われている長期の行進企画。1958年に始まり、被爆者の「二度と被爆者をつくるな」という願いを社会に広げるために活動が続いている。(日本原水協HPより)
(国土交通労組のとりくみはこちら )
・NPT再検討会議…核不拡散条約の履行状況を検証し、今後の核軍縮・不拡散の取り組みを協議する5年ごとの国際会議。(核兵器をなくす日本キャンペーンHPより)
